2012年07月11日

夏模様のいわき

7月10日、いわき市の中央台仮設住宅に行ってきました。

いつものお母さんのお漬物、おいしい。
(これを味わうために白ご飯を持参したわたくし)
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行政相談員・Kさんの淹れてくれたコーヒー、おいしい。
(これを味わうために前日からコーヒー抜きのわたくし)

ほかにも、お漬物、かぼちゃの煮たの、
おみやげのくんせい卵、サンドイッチなど、
施術中だったり、いそいそ食べてしまって撮り忘れたりと、
写真がないのが残念なくらい、次々に皆さんがおもてなししてくださいます。

最後には、数人のお母さんたちが、
わざわざ新鮮なトマトを人数分用意して、
私たちの帰り支度を駐車場で待っていて、
見送ってくださいました。
本当にいつもありがたいことです。
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いただいた卵サンドがなかなかインパクトのあるものだったので、
何か紹介できる情報がないか探していたところ、
地元のフリーペーパー「いわきを楽しむための生活情報誌 朝日サリー」の
編集部のブログに写真が載っていました。
パンより数倍の厚みがある卵焼き!
ほんのりとしたマスタードバターがおいしいです。
味は濃くないので、アルミに包んであるお塩を
好みで振っていただきます。

次は8月に郡山へ。
昨年めっちゃくちゃ暑い日に郡山へ行ったので、
私にとっての郡山は、すっかり「暑いところ」のイメージ。

そんなこんなで、いわきや郡山へ行きはじめて1年が経ちました。

昨日施術させていただいたおばあちゃん、「仮設に来てからなんもいいことねぇ」と言います。
いいことあった! と何か見つかるといいなぁと思いながら、
お身体に触れさせていただいています。

月に2回になることもあれば、行けない月もあり、
もっと行けたらいいなとも思うこともありますが、
「もう少し行けるかな」と思うくらいで続けることが、
自分のためにもちょうどいいような気がして、
こんなペースです。



posted by metsä at 18:57| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月04日

薬用植物園めぐり・第2弾

温室の中の背の高〜い木。
この木なんの木??
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答えは写真の中にもあるけれど、イランイラン。


薬用植物園めぐりの第2弾は、
八王子市の東京薬科大学へ。
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中央線の豊田駅からスクールバスで向かう。
乗り込もうとすると、運転手さんに「公開講座へのご参加ですね」と
学生ではないことを見破られる(当たり前か)。
その昔、学習院女子短大の構内に入ろうとしたら
守衛さんに止められたことを思い出す。
(当時は私も大学生だったものの、
あからさまに学習院らしい品格がなかったのだろう)。

春と秋の年2回行われる薬用植物公開講座に参加。
おもしろかったポイント。
・緑茶の香り成分の「青葉アルコール」「青葉アルデヒド」は
 新米、畳表(いぐさ)にも含まれている
・緑茶の微量の芳香成分には
 ゲラニオール、シスジャスモン、リナロールも含まれる
・カメムシの放つ、くさいにおいも「青葉アルデヒド」
 においは、濃度、他の成分との組み合わせしだいで
 よい香りにも、悪臭にもなる

講座のあとは、41000uもあり、
東京都で最も広いという薬用植物園へ。

咲いていたお花たち。

スイカズラ
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つぼみは金銀花(きんぎんか)という生薬として、利尿、解毒、殺菌に、
葉は忍冬(にんどう)という漢方薬の成分として、消炎、収斂に。
いい香りを放つつぼみや開きかけの花をお茶に混ぜると、「スイカズラ茶」が作れる。

この可憐な花は、「シロバナムシヨケギク」
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……ってことは、緑色に渦巻いている、夏におなじみのアレ

この花に含まれる殺虫成分「ピレトリン」に似せた化合物が
ピレスロイド」。
かわいい顔してこの子、わりとやるもんだね。


アマチャ
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お釈迦様の誕生日「潅仏会」で、釈迦像にかける「甘茶」の原料植物。
アジサイ科なんだなぁ。学名の頭にも「Hydrangea」と入っている。

園内の自然散策路はほどよい丘になっていて、
ちょっとしたトレッキング気分。
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先日秋田の知人にいただいて、おいしく食べた、
山菜の「シドケ(モミジガサ)」!

ウコンいろいろ
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温室には、カカオも。
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講義の内容もさることながら、
聴きながら、いちばん響いたのが「Learning Pyramid」の話。
アメリカのNational Training Laboratoriesというところが発表したという
「どのように学べば、学習定着率が高いか」という理論だった。

講義 5 %
読書 10 %
視聴覚教材 20 %
デモンストレーション  30 %
討論  50 %
体験・実践 75 %
教える 90 %

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つまり、学んだことを本当に身につけるには、
「話を聞いただけ」「本を読んだだけ」では、まったく足りなくて、
グループで話し合ったり、実際にやってみたりすることが大切で、
「人に教える」ことが究極の学習法。

最近の自分を振り返って、そのことを強く強く実感している。

最後におまけ。
1ヶ月くらい前に、根三つ葉を食べて、
根っこを鉢に植えておいたら、大きく育ったのだけど、
ある朝見たら、ナズナみたいな花がついていた。

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三つ葉の花って初めて見たなぁ。
かわいい。
posted by metsä at 17:48| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月19日

薬草植物園

スカーッと晴れた一日。
以前より行きたいと思っていた薬草植物園へ。

最近、柑橘類の花が咲いているのを見て、香りをかぐと、
精油とはまた違うなぁと改めて思い、
そこから私のなかで突如として原料植物ブームが巻き起こっている。

いろんな花が咲いているのを楽しめる今、
集中していろんな植物園に行くぞ!と計画を立てていた。
薬学系の大学には、薬用植物園をもっているところがけっこうある。
今日は昭和薬科大学の薬用植物園へ。

小田急線の玉川学園前で降りて、坂を登ること15分。
居酒屋、ラーメン屋、古本屋でいっぱいの街中で学生生活を送った私は、
散策路まである、緑の多いキャンパスに、しばしうっとり。
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今日は大学主催の「薬草教室」が開かれる日。
テーマは「シャクヤクと芍薬甘草湯」
講師は、漢方が専門の北島潤一先生
美しく咲く芍薬の薬効(薬用の部位は根)について、
1時間ほど講義を受け、植物園へ。

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教室はシニアの方々がほとんど……。

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園芸種として大きな花になった芍薬。

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甘草(カンゾウ)の根。

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アオスジアゲハが止まっているいるのは
当帰(トウキ)の花。

おお!
われらが愛する植物油の原料植物たちも!
まだ植えたばかりのようでした。小さい。

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トウゴマ(ひまし油原料)

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ツキミソウ(イブニングプリムローズ)

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セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)


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いつも飲み物として摂取しているなぁ……。
(ヒラミレモン=シークワーサー)

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ジャーマンカモミール。
花びらをつぶしていいですよと言われ、香りを楽しむ。

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温室の中にマツリカ(ジャスミン)。

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バニラの花と実。あたりはお菓子の香り。

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ナツミカン(Citrus natsudaidai Hayata)の花。

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隣にはダイダイ(Citrus aurantium L.var.daidai Makino)。
ネロリですな。こちらは近づけるところに花が咲いておらず。
薬局方に収載されているものには「局」とマークがついているようだ。

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先日yuicaさんのショールームで説明を受けた
ニオイコブシとクロモジ!
ニオイコブシ=タムシバは「噛む芝」。
葉がおいしいと言われ、yuicaさんのショールーム
ムシャムシャいただいたのを思い出す。

お天気にも恵まれ、あまりにも楽しすぎたため、
しばらく植物園めぐりにはまりそう。
次は東京都薬用植物園や、東京薬科大学へ行く予定。
どなたかご興味あればご一緒に〜!
posted by metsä at 20:17| Comment(0) | 原料植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする