2012年04月21日

つげ櫛と腕時計

今日、上野のつげ櫛やさんで、つげ櫛を注文してきました。

旧友からの突然のお誘いにのって、谷中のカフェでランチ。
友達に椿油をプレゼントしながら、
ふっと「ここで買いたいなぁ」と思っていた
つげ櫛やさんに歩いて行けることに気づきました。
しかも、今日は牡牛座の新月。

お店の名前だけは覚えていたので、
電話番号を調べて、電話で行き方を教えてもらい(アナログ)、
お目当てのお店まで足を運びます。
目の前で職人さんが櫛を作っているなか、
手に合うサイズ、髪質や長さに合うものを選んで注文。
できあがるのは2ヶ月後だそうです。楽しみ〜。

思えば、20代の頃、人がしているブランド物の腕時計を見て
欲しいなと思いながら、ちょっとだけへそが曲がっていた私は、
「今の年齢で、あの値段の時計をするのはおかしいよね。
たとえば、40歳の誕生日に……とかならいいだろうな」
と思っていました。
そのときは、まだまだずうう〜っと先のことだと思っていたんです。
(しかも、セラピストという職業のことなどまったく頭にありませんでした)

しかし、あと1ヶ月。
あっという間の十ウン年。
自分がその年齢になることを意識しだした頃から、
そのことを少し思い出していましたが、
やっぱり腕時計はいらないなぁと思うようになりました。
今は腕時計をほとんどしない生活になり、
お値段が張るものを買っても、あまり見合わないですから。

そして、昨年椿油に出合ったことで、
腕時計のかわりに、つげの櫛が欲しいなぁと
思うようになっていました。

すぐに欲しい!という気持ちと、
少し待ってみて、いい日が来たら買いたい……という気持ちの間で、
なんとなく待っていた日々。
しかし、「今日だ!」という日はやってきました。

電話でお店への行き方を尋ねて、歩いていって、
作っている人にお話を伺いながら、
実際のものを見ながら、
見本で髪をといてみて、
ほんの少しずつ違う大きさを実際に手で感じて、
「あなたの髪の長さならこっちを試してみて」
「少しひっかかるなら、中目より粗目のほうがいいですよ」など、
教えてもらいながら、選んでいく。
そして、注文してから、できあがるまでに2ヶ月。

今や、携帯やパソコンから、検索して注文したら
すぐになんでも届きます。
私も、その便利さの恩恵にほぼ毎日あずかっているだけに、
時間をかけて選んで、できあがるのを待つことが、
とても贅沢に思えます。





posted by metsä at 18:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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