「東日本大震災 復興支援プロジェクト」の活動で、
宮城県・気仙沼市に行ってきました。
事務局のスタッフの方を含めて、総勢約25名のチーム。
当日はあいにくの大雨。
2チームに分かれて、2カ所の仮設住宅へ行き、
アロマクラフト作りとハンドトリートメントを行いました。
移動の途中、曇ったバスの窓を拭いながら眺めた海岸の景色は、
想像していたよりひどい状況。
もう8ヶ月も経つのに、いや、
8ヶ月経ってようやくこの状態なのか、ということに、
大きな衝撃を受けました。
夜は、港のすぐ近く、少しあがった高台にある
「ホテル望洋」に宿泊。
ここは、震災直後に付近の方が避難されたり、
救援物資配布の拠点となった場所のようです。
翌朝、窓を開けると、ようやくまわりの景色が
はっきりしてきます。
海はすぐ目の前。
このホテルがそのまま残っているのも、奇跡的なのでしょう。
ホテルのまわりを少し散歩。
高台の坂を下りると、そこはまだ
打ち上げられた漁船もそのままの光景。
前日と変わって、お天気はいいものの、風が強く、
壊れた建物のトタンの外壁が揺れて打ち当たる
カリンカリンと乾いた音が耳に残ります。
2日目の訪問先は、3カ所。
私は15世帯の小さな仮設住宅の談話室へ行きました。
現地でコーディネートしてくださった
「シャンティ国際ボランティア会」の担当者の方が、
「大きな仮設は目立つから、いろんなイベントなどが来てくれるのですが、
小さなところは、なかなかそういったことも行き届かないんです」
と話してくれました。
大雨から快晴へ、激しい天候の変化の中の2日間。
晴れた気仙沼の空に、虹がかかっているのが見えました。
きっと、また来ます。
【関連する記事】
まだまだ、ボランティアは必要なんだ
報告していただいて、気が引き締まりました
気仙沼、結構被害が大きかった地域に行かれたんですね。あ、鹿折でしたっけ・・・。
まだまだなんですね。私がいったのは6月でしたが、ガレキの山でした・・・。市役所の人は2年で完全撤去したいと言っていたけど、復興は遠いですね・・・。
先日のブログ更新しました。
それと、よかったら北川さんのブログも見てみてください(ブログ内にリンクをはってあります)。
同じ日に仲間たちはこの風景を見ていたのか・・・と。
http://ameblo.jp/teatenowa/