2011年10月28日

学びの1週間

今週、2人の方にトリートメントをさせていただきました。

おひとりは、フェイシャルのプライベートレッスンにて。
技術をブラッシュアップするために、
自分のトリートメントを先生に見ていただきながら、
指導してもらうレッスンです。

そこでモデルをお願いしたのがTさん。
当日のご気分は「気分が前向きになるような香りがいい」とのこと。
先生が提案されたのは、イランイランの香りでした。

2時間近く仰向けの姿勢で施術を受けていただいたのですが、
終わって感想を伺うと
「からだが浮いたよ! 本当に!」

触れているのはお顔だけなのですが、
からだ全体で軽さを感じていただいた様子でした。

レッスンのあと、Tさんと向かいあって、改めてお顔を見ていると、
朝、顔を合わせたときと比べて、ツヤもハリもあって、
ワントーン明るく、顔色もいいのがわかります。
正直いって、これまで自分が施術して、
こんなに人の顔が変わったのを見たのははじめて。

Tさんがお母様の介護で引きこもりがちになっていたことや
今日のレッスンのモデル役を楽しみにしてくれていたこと。
お茶を飲みながら、さまざまなお話をしました。
表情も明るく、生き生きして、私までしあわせな気分になります。

後日いただいたメールでは
「フェイシャルを受けた前と後では、気持ちの持ちようまで変わりました!
スゴい! (中略)いろんな人に伝えて歩きたいほど」
と言っていただくことができました。

その翌日。
サロンにはじめて、マタニティのお客さまをお迎えしました。
親しい友人のHさん(というか、Hちゃん)です。
今年1月からスタートして、夏にようやく
マタニティタッチ(R)プラクティショナー」となった私ですが、
実際の妊婦さんから、ゆっくりお話を伺い、おからだに触らせていただくのは、
本当に得がたい経験となりました。

トリートメントの翌日、Hちゃんからメールをいただきました。
そのなかには、私の施術でよかった部分はもちろんのこと、
「もっとこうしたほうがよかった」という部分も含めて、
とても細やかなフィードバックが含まれていました。
とくに、心に残ったのは、
「マタニティのなかでも、部分的にメニューが
(今後作るんだと思うけど)あるといいかなと思いました」
という意見でした。

というのも。
メールをいただいたとき、わたしは、ある学科授業に臨むところでした。
その授業は、「ボディトリートメント概論」。
アロマセラピストが最初に学ぶ、基礎的なクラスです。
故あって、そのクラスを再受講したのですが、
アロマセラピストの受精卵くらいの時期に受けたのとでは、
印象ががらりと変わって、涙が出そうになる授業でした。

その時間は、「アロマセラピストの心得」といったことを学びます。
受精卵時代は、どこかで「テキストを読めばわかる」と思っていた気がします。
今回は違いました。
これまで、さまざまな方に施術した体験が頭に浮かんできて、
わかったつもりになってやっていたことが、恥ずかしく思えてきます。

その前日の、Hちゃんへのトリートメントを思い返せば、
たぶん、私は「リラックスしてもらいたい! 全部やってあげたい!」
という気持ちでいっぱいで、すごく前のめりになっていました。

アロマセラピストとしていちばん必要な
「グラウンディング──地に足をつけること」が
欠けていたような気がします。
そして、きっと私の「前のめり」で「やりすぎ」な感じは
確実にHちゃんに伝わっていたんだと思います。

短い時間で終わったほうがリラックスできたり、
部分のほうが気分的に楽だったり。
これまで想定していなかった、そんなケースを、
Hちゃんは教えてくれました。

TさんもHちゃんも、アロマセラピストクラスの同級生。
お二人への施術と、そのフィードバックは、
私にとってかけがえのない宝になりました。

Tさんのトリートメント後の輝くような笑顔。
Hちゃんの、繊細な感受性が紡いだ言葉。
「部分トリートメントのほうが、ホリスティックな場合もある」
ということを私に教えてくれました。
posted by metsä at 18:52| Comment(0) | アロマテラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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